アメリカのベビーカー トラベルシステムorスタンドアロン?メリット・デメリットまとめ


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こんにちは、うしさんです。


昨年秋にアメリカで出産してから、早いもので1年近く経とうとしています。


思い返すとこの時期は、ベビーグッズを見るのに夢中になっていた気がします。

中でもよく調べていたのが、ベビーカー

アメリカではストローラー(stroller)と言います。

わたし自身、アメリカでは日本と手に入るモノが違うので、ベビーグッズ選びのイメージがつきにくく、購入品を絞り込むのに時間がかかりました。



アメリカのベビーカーは、同じくほぼ必ず必要になるカーシート(car seat)と一緒に購入される方が多いと思います。

そのため、大まかには以下の2つに分類できます。

・乳児用カーシート+ベビーカー(=トラベルシステム)

Infant Car Seat + Stroller

・子ども用カーシート+ベビーカー

Convertible Car Seat + Stroller


今回の記事では、「トラベルシステム」「カーシート+ベビーカー」それぞれのメリット・デメリットをまとめていきます。


正直なところ、周りの環境やライフスタイルにも寄るので、一概にどちらが優れているとは言えないと思います。

わたしが2023年夏の購入時に調べたことをベースに書いていくので、個人的な見解が多分に含まれていることをご留意ください。




「トラベルシステム」とは?


写真:chiccoメーカーサイトよりCorso Primo ClearTex Travel System - Aspen


写真:chiccoメーカーサイトよりCorso LE Modular Travel System - Veranda

「トラベルシステム」とは、乳児用カーシートとベビーカーが一体になっているタイプ。

カーシートは取り外しができベビーカーにカーシートのまま乗せることができます

(ほとんどのモデルで取り外しはワンタッチなので、簡単です。)

セットで販売されているカーシートの多くは乳児用なので、お子さんの成長にともない買い替えが必要ですが、ベビーカーはそのまま使えます。


これらの特徴による「トラベルシステム」のメリット・デメリットをこれからまとめていきます。



「トラベルシステム」の有利・不利な点

「トラベルシステム」の有利な点

トラベルシステムは、乳児用カーシートとベビーカーが一体なので、シートを普段使い用、旅行用、と別々に購入する必要がない汎用性の高さがあります。

ベビーグッズの買い物をシンプルにしたい方には向いていると言えます。


また、カーシートの取り外しができ、ちょっとした移動であればカーシートごと赤ちゃんを移動させることができます。

実際、レストランなどでは赤ちゃんをカーシートに乗せたまま入店される方をよく見かけます。

赤ちゃんが移動中に眠ってしまった場合も便利

クルマ社会のアメリカならではのスタイルと言えると思います。


また、従来からの子ども用カーシート+ベビーカーの組み合わせよりも、初期投資額を抑えることができるところもメリットと言えます。


簡単にまとめると、「トラベルシステム」の有利な点はこのように言えると思います。

・汎用性が高い

・赤ちゃんをカーシートに乗せたまま移動できる

・初期投資額を抑えることができる



「トラベルシステム」の不利な点

トラベルシステムはクルマ移動に必要な頑丈さを備えるために、子ども用カーシート+ベビーカーの組み合わせよりも重くなる傾向にあるようです。


また、トラベルシステムのカーシートの多くは乳児用(0〜12ヶ月目安)。病院から帰る初日から使えるものが多い一方、1年程度で必ず買い替えなければなりません。

乳児用+子ども用と2つカーシートを購入することになるため、長期的に見ると高額になる可能性があることは留意しておかなければなりません。


簡単にまとめると、「トラベルシステム」の不利な点はこのように言えると思います。

・重い・大きい傾向にある

・カーシートは使用期間が短く、長期的に見ると高額になる(かも)




「カーシート+ベビーカー」の有利・不利な点

「カーシート+ベビーカー」の有利な点

写真:Gracoメーカーサイトより、SnugRide® SnugFit 35 Elite + Outpace™ LX Stroller

従来からのカーシートとベビーカーが別々のタイプも、まだまだ多く見られます。

カーシートとベビーカーで機能が完全に分離されているため、ベビーカー自体は軽さやコンパクトさなど、近年のベビーカーで人気のある特徴を兼ね備えているモデルが多いです。


また、カーシートとベビーカーで好きなモデルを選択できるところも利点と言えます。

それぞれ気に入ったモノがあれば、セットではないこちらの選択肢の方が合っていると思います。


また、カーシートは1歳以降でも使用できるモノを選択すれば、トラベルシステムよりもトータルの費用は抑えられるかもしれません。


簡単にまとめると、「カーシート+ベビーカー」の有利な点はこのように言えると思います。

・軽い・コンパクトな傾向にある

・カーシート、ベビーカーで好きなモデルを選択できる

・長期的に見ると費用を抑えられる(かも)



「カーシート+ベビーカー」の不利な点

このタイプだとクルマで移動する際は、赤ちゃんをカーシートから乗り降りさせる必要があります。

眠る時間が長い赤ちゃんは、クルマから降ろす際に起こしてしまうこともあるかもしてません。


また、カーシートとベビーカーを別々で購入するため、どうしても初期投資額は高くなる傾向にあります。

カーシートによっては、リクライニングなどの低月齢の赤ちゃんに望ましい機能がない場合もあるため、アクセサリなど追加購入するモノがあるか、トータルの費用をよく確認する必要もあります。


簡単にまとめると、「カーシート+ベビーカー」の不利な点はこのように言えると思います。

・赤ちゃんをクルマから移動させるのが大変

・初期投資額が高くなる傾向にある




おわりに

アメリカのベビーカーのうち、「トラベルシステム」と「カーシート+ベビーカー」のメリット・デメリットをまとめてみました。


うしさん家ではクルマ移動が多く日本では使用しない想定なのもあり「トラベルシステム」を購入しました。

重い、結局買い替えるなどのデメリットは確かにありますが、サイズアウトまで気に入って使えたので良かったです。


>>実際に購入に至るまでの検討リストは別記事で公開します。

クルマ移動、ミシガンは路面が悪いことなども加味し、自分なりに色々検討していました。懐かしい。



>>アメリカのベビーカーブランドや予算感のまとめは別記事で。

ざっくり「どんなブランド、種類がある」を掴んでいただけるとうれしいです。





最後まで読んでいただきありがとうございます。何かの参考にしていただければ幸いです。


うしさん


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