アメリカ出産体験記②出産後のトイレや病院食

 

こんにちは。うしさんです。


今回の記事は、【アメリカ ミシガン出産記】の続きの記事です。

是非前の記事と合わせて読んでみてくださいね。



1日目

デリバリールームでそのまま休む

出産後ほっとして、とりあえず少し眠った気がするのですが…

しばらくして授乳と搾乳機の使い方(病院ではMedelaの搾乳機)を教えてくれる、ラクテーションコンサルタント(Lactation Consultant、LC)の方が来てくれました。

(搾乳機を事前に持っている人は、ここでLCの方に使い方を教わることもできるそうです!)


身体はクタクタなのに、起こされて授乳もうまくできずバイタルチェックもされて…これが産後から3時間毎に行われます。なかなか辛かったです(笑)


ただ看護師さんもLCの方も優しかったのが救いでした。

授乳以外の時間はなるべく休めるように、部屋を暗くしておいてくださったり、こうしくんのバイタルチェックも、わたしたちが起きないように静か~にやってくれました。

生まれたばかりのこうしくんとは、検査と出産24時間後の沐浴以外は、基本ずっと同室です。

だんなうしも、部屋にある毛布と長イスをベッド代わりにして休んでいました。




リカバリールームへ移動

しばらくデリバリールーム(出産した部屋)でそのまま休んだ後、リカバリールームへ車椅子で移動しました。

お世話になったAscention Providence Noviのウェブページでも見られますが、部屋の構造は↓の感じでほとんど変わりません。

・病院ベッド
・長イス
・ロッキングチェア
・流し台(搾乳機などを洗う用)
・バスルーム(トイレとシャワー)

毛布やタオルなども置いてあり、足りなくなった場合は看護師さんにお願いすれば追加してもらえます。

正直、病室はあまりお見舞いの人が大勢来れるような感じではありませんでした。

以前受けたベビーケアクラスでも、付き添いは最小限の人数にするように言われていたので、もし親戚などが来られる方は少人数で行ったほうが良さそうです。




はっっ!トイレ行きたい!

リカバリールームに着いたら、安心したのかトイレに行きたくなったんですよね。

産後のトイレってどうするんやろう…

まだ麻酔が切れておらず、左足が自分の意志では動かなかったので、用の足し方なんか想像もつきません。

思い切って、連れてきてくれた看護師さんに聞いてみました。


「わかったよ、ちょっと待っててね」

…と病室の外から持ってきてくれたのは、手すり付きの台車でした!

「これに乗せるからね」「これはなかなか面白い経験になるわよ」と看護師さん。

さらに頼もしく見えました(笑)


病院ベッドから抱きかかえられ、台車に乗せられ、3mほど離れたバスルームの便座の上に降ろされる…

この間、笑いが止まりませんでした…なんてシュールな…

(日本でもそうなんでしょうか?ぜひコメントなどで教えてください!)


用を足した後、お湯を入れておいたペリボトル(手動水洗ボトル)で洗い流し、水分をふき取っておしまいです。

この間ずっと看護師さんがついていてくれて、手取り足取り教えてくれました。(なんてありがたいこと)

バスルーム内に、使い捨てできる下着と、かなり大きいパッド(産褥パッドというやつでしょうか)もあったので、それを使用させてもらいました。



病院食を注文しよう!

移動した後、「そういえばおなかすいた…!」と思い、病院食を注文することにしました。

こちらでは決まった時間に病院食が運ばれてくるのではなく、メニューの中から選んで、部屋の電話で注文します。

(メニューの写真を撮り忘れていました!不覚!)

曜日ごとに決まっているミールセットと、アラカルトの注文もできました。

色々見て決める体力もなく(笑)ミールセットを注文しました。



まだお昼前だったので、パンケーキセットにしました。

牛乳とフルーツ、オレンジジュースまでついていて糖分もりもり

妊娠糖尿病だったので、出産するまではシロップや牛乳、フルーツは控えていたのですが、やっと食べていいんだ!ととっても嬉しかったです!

やはり病院食なので、味付けは優しめでした。そこは日本もアメリカも変わらないんですね。


ちなみに、付き添いの人の分も(1人まで)注文できます。

毎食ほぼ同じものを食べていたので写真に残っていませんが、二人で別々に注文もできました。


また、水やコーヒーが飲めるドリンクルームがあり、そこの冷蔵庫の中にサンドイッチがあるので、そちらを頂くこともできます。

ドリンクルームの飲み物やサンドイッチは勝手に持って行っていいそうなので、小腹が空いたときにちょうど良かったです。

わたしがいたときはピーナッツバター&ジェリーと、ターキーブレストのサンドイッチがありました。

(こちらも写真を撮り忘れた!)

すごくシンプルだけどおいしかったんですよね…疲れていたんだと思います。




「いつ退院しますか?」って…?

夕方ごろに、いつ退院したいか聞かれました。

大抵みなさん出産後一日休んで、翌日の昼ごろには帰られるそうです。(まじか)


わたしは割と体力に自信があるほうだったのですが、アメリカのママたちはすごいですね…世界との壁を感じざるを得ない経験でした。


授乳がうまくできず、入院中にまたLCの方に指導してもらいたかったので、看護師さんに、できるだけ長く居させてもらうようお願いしました。

わたしの入っている保険では出産後48時間はカバーされる、とのことだったので、2泊することにしました。

(保険によるかと思いますが、帝王切開の場合は72時間カバーでした。)


「でもおうちだと自分の布団で眠れるし、服ももっと心地よいもの着れるんじゃない??」

(このときは病院ガウンを着ていました)

と看護師さんはたぶん早く退院してほしかったんだと思いますが…

すみませんもうちょっと休みたいです…と押し切りました。




この日の夕食は

夕食はメニューの中からなるべく消化に良さそうなものにしました。


白身魚のディルソースと、サフランライス、ブロッコリーです。

消化に良さそうなものといいつつ、見切れている赤いふたのはアイスクリームです。

温かいコーヒーも頂けたのがうれしかったです。

コーヒーはドリンクルームにもありましたが、食事で一緒に頂けるもののほうがおいしかった気がします。


食べ終わったトレイは、看護師さんがバイタルチェックなどで部屋に来た際に下げてくださいました。

何から何までやっていただいて頭の下がる思いでいっぱいでした。




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最後まで読んでいただきありがとうございます。何かの参考にしていただければ幸いです。

 

うしさん



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