アメリカ出産体験記③お祝い食と退院するまで
こんにちは、うしさんです。
今回の記事は、前回までの記事【アメリカ ミシガン出産記】の続きです。
是非前の記事と合わせて読んでみてくださいね。
>>前回までの記事は↓
2日目
小児科の先生が来てくれた
翌朝、看護師さんの交代のタイミングで、退院後のかかりつけの小児科はどこかきかれました。
正直あまり考えていなかったので、そのままAscension Noviの小児科にかかることにしました。
こういうときに総合病院は便利ですね。
しばらく後に、小児科からDr. Ram先生が部屋まで会いに来てくれました。
インド系の背の高い、物腰の柔らかな紳士でした。
こうしくんの様子をみて、バイタルチェックをしてくれました。
退院後3~4日で一度小児科でかかるのが一般的なようで、すぐ電話して翌々日のアポイントを取るように言われました。
病院の電話から電話できたので、スムーズにアポが取れて良かったです。
薬局の人も来てくれた
お家にもって帰るためのお薬を、薬局の人が持ってきてくれました。
・タイレノール(解熱剤)
・イブプロフェン(痛み止め)
・便秘薬
全部で保険がきいて$10くらいだったと思います。
部屋で精算までしてくれたのでありがたかったです。
出産後初めてのシャワー
出産から24時間経ったのち、シャワーの許可が出ました。
このころはまだ麻酔が少し残っており、足がうまく動きませんでしたが、シャワールームまでは行けました。
聞いたことがある話でしたが、出産後のシャワーが人生で一番気持ちがいいというのは本当ですね…!
病院なので部屋にアメニティはないので、持参したものを使いました。
だんなうし、腰が痛い
出産後、だんなうしはずっと同室でついてくれていて、3時間ごとの授乳やおむつ替えなどのお世話を手伝ってくれていました。
なので、基本はお世話の時間以外は横になって休んでいたのですが、横になれるところは長イスしかなかったのがきつかったようです。
イスのクッションが柔らかすぎて身体に合わず、ついには床で寝ようとするも休まるはずもなく…散々な目に合っていました。
付き添いの方が一緒に病室にいてくれる場合は、寝袋を持って行ったほうがいいかもしれません。
スペシャルミール(お祝い食)!
部屋に貼り紙がしてあったのですが(これも撮ってない)滞在中に1回、スペシャルミールを注文することができます。
日本の産院でもお祝い食が出るそうですが、それと同じようなたて付けだと思います。
チキンやサーモンも選べましたが、わたしたちはステーキにしました!
付き添いの人の分も、スペシャルミールが用意されます。
手よりも余裕で大きいサーロインと、チーズソースのかかったジャガイモがとってもおいしかったです。
写真にはありませんが、大きなフルーツパイもデザートとしてついてきます。
ふつうでは食べきれないような量だったのですが、ちゃんと完食してしまいました(笑)
3日目
退院準備と朝ごはん
日勤の看護師さんに交代するタイミングで、何時ごろに病室を出られるか聞かれます。
長めに言っておいたほうが余裕があるかと思い、「11時ごろで…」とお願いしました。
ちょうど朝ごはんを食べていたときだったので焦っちゃいました(笑)
ちなみにその日の朝ごはんです。
スクランブルエッグとベーコン、オレンジなどホテルの朝ごはんでもよく出会うお食事でした。
このカリカリに焼かれたベーコンがわたしは大好きなのでうれしかったです。
この日の朝には麻酔は切れていたので、自分で立って動けるようになっていました。
ただ、テキパキと!というわけにはいかなかったので、荷物のお片付けにちょっと苦労しました。
前日の夜から少しずつまとめておいたほうが良かったかもしれません。
書類書類書類!
部屋を出るまでに、必要な書類の提出と受け取りをしておかなければならなかったので、ちょっとバタバタしてしまいました。
<受け取った書類>
・出生時の記録
・赤ちゃんのホームケアの仕方が書かれた冊子・書類
・小児科のドクターオフィスの書類
…など
<提出した書類>
・アメリカの出生届を申請する書類
・プライバシーポリシー承諾の書類
…など
紙だらけになって正直よくわからなくなってしまいました(笑)
ただアメリカの出生届を病院がやってくれたのはありがたかったです。
実際、2週間後くらいにはこうしくんの出生証明書やSSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)が郵送されてきました。
日本ではわたしの親は市役所に出生届を出しに行ったと言っていたので、ここはアメリカの便利なところかもしれません。
いよいよ退院
お片付けも書類も終わって、部屋を出たのがちょうど11時ごろでした。セーフ!
ちなみに、わたしの入っている保険では、出産後48時間の入院がカバーされます。
こうしくんを出産したのは明け方だったのですが、48時間だからといって明け方に追い出されるようなことはありませんでした。
わたしは2泊して、3日目の朝には歩けるようになっていたので歩いて病室を出ましたが、同じタイミングで退院していた方は車イスに乗っていました。
そりゃ出産翌日だとそうだよなあ…
持ち込んでいた荷物を先にだんなうしに車に積んでもらって、ベビー用のカーシートを病室まで持ってきておいてもらいました。
カーシートにこうしくんを積み込んで、しっかりシートベルトを締めます。
看護師さんに「もっと締めて!まだまだゆるいよ!」と言われちゃいました。けっこう思い切って締めないといけないみたいです。
病院から出るときも、すれ違う人みんな「おめでとう!」と言ってくれてうれしかったです。
こちらの方は赤ちゃんや子連れに優しい方が多いですね。
おわりに
Ascension Providence Novi Labor and Deliveryの皆さんには大変お世話になりました。
異国で出産するのは不安だらけでしたが、日本人のわたしにも親切にしていただきました。
正直もっとイヤな思いとかもするかと思っていました。反省しています…
小児科にも通っているので、そちらでの経験もまた記事にしたいと思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。何かの参考にしていただければ幸いです。
うしさん