マキノー島旅行記①街並みを楽しみながらArch Rockまで散歩
こんにちは、うしさんです。
先日、ミシガン屈指の観光地、マキノー島(Mackinac Island)に2泊3日で行ってきました。
USA Todayで”Best Summer Travel Destinations”に2年連続で1位になっており、数々のセレブリティも夏の家族旅行先に選んでいるようです。
マキノー島は自動車が禁止されている島。
島まではフェリー、島内は馬車と自転車が主な交通手段です。
「駐在中にいつか…」と思っていましたが、こうしくんとはどこに行くにも車とベビーカーで行っていたので、どうなることかと心配していました。
結果、マキノー島は思っていたよりベビーカーフレンドリーでした!
主な観光地はだいたい巡れたので、赤ちゃん連れでどのように移動したかもご紹介していきます。
訪れた時期は、マキノー島で70年以上続く「ライラックフェスティバル」の最終盤。
カラフルで可愛らしい建物とライラックの咲く街並みは、フェスティバルのイベントに参加しなくても(できなかった…!)楽しめてとても良かったです。
ミシガン州マキノー島観光にご興味がある方に届くとうれしいです。
マキノー島(Mackinac Island)とは?
馬車と自転車のレトロな島
1898年から自動車の乗り入れが禁止されているため、馬車か自転車で移動します。小さな島なので、もちろん徒歩でも回れます。
また、19世紀から毛皮貿易の重要拠点となっていたので、砦やヨーロッパ調の建物が残っており、レトロな雰囲気が残っています。
ミシガンらしく、湖に囲まれたのんびりした雰囲気を持ちながら、歴史を感じる可愛らしい街並みで食事やショッピングも楽しめる、ミシガン屈指の観光地です。
ちなみに、島は”Mackinac Island”、本土のフェリーが出る街は”Mackinaw City”ですが、どちらも読み方は「マキノー」または「マッキノー」です。
自然の造形も楽しめる
可愛らしい街並みが有名なマキノー島ですが、およそ8割が州立公園に指定されています。
石灰岩の地盤が風や水に侵食されできた、”Arch Rock”や”Devil’s Kitchen”など、思わず写真を撮りたくなる絶景が点在しています。
起伏を生かしたトレイルやゴルフコースもあるので、何泊か滞在しても様々な楽しみ方ができる観光地です。
ベビ連れマキノー島1日目
ここからは、こうしくん(生後8ヶ月)とだんなうしと3人で行ったマキノー島旅行について書いていきます。
ざっくり旅程表
1日目の旅程はざっくりこんな感じでした。
うしさんの住むノバイから、マキノー島へのフェリーが出るマキノーシティまでは車で約4時間。
そこからマキノー島まではフェリーで20分弱でした。
移動はいつもながら、こうしくんのおむつミルク休憩や、ランチも取りながらゆっくり。
結局おうちを出発してから、マキノー島に着くまでは約6時間半かかりました。
途中でかわいいダイナー
ノバイからマキノーシティまでは、高速道路I-75を使って行きました。
途中でおなかが減ってきたので、Roscommonという街で給油がてら高速を降りることにしました。
この辺りは高速を降りても2、3マイル行かないとガソリンスタンドに着かないので、早めの給油を特に心がけていました。
ガソリンスタンドの向かいに可愛らしいダイナーがあったので、そこでランチにしました。
寄ったのは“The Bear and The Bird Bakery”というダイナー。
ちょうどお昼時で、お客さんも入れ替わり立ち替わりでした。
大きな窓辺の席でこうしくんも離乳食。
はじめてのフェリーへ!
Roscommonを出発して、2時間強でマキノーシティに着きました。
ここからフェリーでマキノー島へ向かいます。
マキノー島までのフェリーは、主に”Shepler’s”と”Star Line”の2社が運行しています。
この日乗ったのは”Shepler’s”。
フェリー利用者用の駐車場に停めて、とりあえずミルクとおむつ替え。
>>フェリーの詳しい乗船レポは、別記事にします。
選んだポイントや2社の比較、注意点などもまとめます。
こうしくんは初めての船。
マキノー島までの船内で音や振動で怖がったりしないかな…と心配しましたが、杞憂でした。
窓際に陣取って、船のあげるしぶきに夢中。
後ろの席のおばあさまにも可愛がってもらって、ご満悦でした…(笑)
マキノー島に到着 Arch Rockを目指す
Shepler’sもStar Lineも、マキノー島の船着場はダウンタウンの中心地なので、すぐに観光を始められます。
1日目のメインは、ダウンタウンから少し離れたArch Rock。
Googleによると徒歩で30分ほどということなので、おさんぽがてら歩いて行くことにしました。
近いのはダウンタウンを抜けた後、内陸の丘がちな道を行くルート。
わたしたちはベビーカーもあるので、少し遠回りですが湖畔のM-185を歩いて行くことにしました。
湖畔はホテルやB&Bなどが立ち並び、手入れされたお庭に咲くお花を見ながらぶらぶら歩いて行くのは楽しかったです。
The Great Lawnを眺めながら休憩
ダウンタウンから歩いて15分ほどで、Mission Point Resortが見えてきます。
ここはthe Great Lawnという、湖畔の広々とした芝生が有名です。
青々とした芝に白いイスが映える素敵な場所でしたが、なんとも蚊が多い!
ユスリカという噛まない蚊のようですが、「座ってのんびり」という感じではないので、ホテル内のレストラン“Round Island Kitchen”に入ることにしました。
少し高いところから広い芝生とヒューロン湖が見える気持ちの良い場所です。
移動が多く少し疲れたので、アイスクリームをオーダーしたのですが
思ったより山盛り。とっても美味しいけど食べきれませんでした。
ここまで読んでくださった方、アメリカでアイスクリームを注文するときは「何スクープか」絶対に確認しましょうね。わたしにはこれがこの日最大の学びでした。
Arch Rockまでよいしょよいしょ
Mission Point Resortを出発して、M-185を進むとだんだんと静かな雰囲気になってきます。
M-185はArch Rockのふもとまで続いています。
Arch Rockのふもとの駐輪場にベビーカーを停めて、こうしくんは抱っこひもでArch Rockを目指します。
Arch Rockまでは森の中を207段の階段を登って行きます。
なかなかに虫の多い場所だったので、虫除けが必要かも。
階段を登ると、すぐにArch Rockが見えてきます。
ツアーの馬車もArch Rockのすぐ横に停めていたので、馬車で行くのも便利そうです。
着いたときは夕方だったからか、わたしたちの他には1組しかいませんでした。
Arch Rockは、地盤の石灰岩が侵食されてできた不思議な地形。
アーチからみえる湖の青のグラデーションがとてもきれいでした。
ゆっくりしたい気持ちもあったのですが、なにせ虫が多いので…
一通り見たら退散してしまいました。
アメリカ最古のグロサリー
ダウンタウンに戻ってくると午後6時。
遅くなってしまったので、レストランはスキップして、アメリカ最古のグロサリーストア、Doud’s Marketでデリを調達することにしました。
ここは1884年から140年間営業しているグロサリー(スーパーみたいなもの)。
小さいお店ですが、品揃えは普通のグロサリーストアと同じ感じです。
ベビー用品もあったので、忘れ物があったら調達できるかも。
ライラックフェスティバル中なので、ライラッククッキーもありました!
ここでこの日の晩ごはんと翌日の朝ごはんを調達し、フェリーでマキノーシティに戻りました。
マキノーシティのホテルに戻って、1日目はおしまいです。
>>長くなってきたので、続きは次の記事で。
2日目はマキノー島で開催中だった、ライラックフェスティバルを楽しみます。
馬車に乗ったり、マキノー島のアイコン、Grand Hotelも見学しました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。何かの参考にしていただければ幸いです。
うしさん