アメリカでヘルメット治療!費用やメリットとデメリットについて
こんにちは、うしさんです。
先日、こうしくんのヘルメット治療が終わりました。
なので今回は、アメリカでの赤ちゃんのヘルメット治療について書いていきます。
こちらの記事ではヘルメット治療の概要と、わたしの感じたメリット・デメリットについてまとめています。
結論から書くと、「ヘルメット治療やって良かったな」と思っています。
メリットだけでなく、実際にかかった費用や、意外と困ったことなどもまとめていくので、アメリカで赤ちゃんのヘルメット治療にご興味がある方の参考にしていただければうれしいです。
実際の治療の流れについては、別の記事でレポしています。
「病院ではどんなことをする?」
「ヘルメットの見た目が知りたい!」
という方は、次の記事を読んでみてください。(来週公開予定です…)
赤ちゃんのヘルメット治療とは?
どんな治療法?
ヘルメット治療とは、赤ちゃんの頭がまだやわらかいうちにヘルメットを装着して、頭をヘルメットに合わせて丸く成長させる治療法です。
アメリカではメジャーな治療法のようで、主治医の先生もすぐに紹介状を書いてくださいました。
公園でもたまにヘルメットをしている赤ちゃんを見かけます。
いつから始める?
クリニックの療法士さんによると、生後4〜7ヶ月ごろから始める赤ちゃんが多いそうです。
この頃はまだ頭がやわらかいので、治療の効果が出やすいためです。
中には生後2ヶ月ごろから始める子もいるんだとか。
どのくらいの期間つける?
治療の進み具合によりますが、だいたい3〜4ヶ月間で外せるようです。
こうしくんの場合はほぼトラブルなく進んだので約2ヶ月半でした。
また、ヘルメットをつけている時間は1日23時間が目標。ほぼ一日中です。
こうしくんもお風呂のときだけ外して、それ以外はずっとつけていました。
肌トラブルなどで1日中つけられない場合は、療法士さんと相談して目標時間をきめます。
かかった費用は?
こうしくんのヘルメット治療にかかった費用は、約2,000ドルでした。
多くの保険でカバー対象外なので、なかなか高額です。
この費用には毎月の検診・検査の代金も含まれていました。
また、ヘルメット治療をする月齢は、頭の形が大きく成長する時期でもあるので、サイズアウトしても一度は無料で作り直してくれるそうです。
治療のメリットは?
ここからは、わたしが感じた赤ちゃんのヘルメット治療のメリットをまとめていきます。
治療の効果として、頭のかたちがきれいに丸くなることはもちろんですが、それ以外のメリットを挙げていきます。
向きぐせを気にしなくてよくなる
これが一番大きいメリットでした。
こうしくんは生まれたときから右側を向いて寝ることが多く、それで頭の形が扁平になってきていました。
ヘルメットを始めてからは、「今どっち向いて寝てるかな」と気にする必要がなくなったので、気持ちが楽になって良かったです。
安全に頭の形を改善できる
日本では赤ちゃんの頭の形を改善するのに、まくらなどを使うこともあるそうです。
わたしは個人的に、ベッドの中に赤ちゃん以外のものを置くと、SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクが高まることが心配だったので、(心配性)なかなか赤ちゃんまくらを買う気になれませんでした。
ヘルメット治療だと、赤ちゃんの頭に合わせたヘルメットを装着するので、窒息事故の心配がありません。
日本でやるより安い!
日本でもアメリカでも、ヘルメット治療はほとんどの保険でカバーされないので、どうしても高額になります。
日本で赤ちゃんのヘルメット治療をやると、40〜60万円ほどかかるそうです。
息子のこうしくんがアメリカでやったヘルメット治療でかかった費用は、約2,000ドルでした。
為替を考慮しても、アメリカでの治療の方が割安です。
もちろん、アメリカでも治療の効果はしっかり出たので、もし日本でやるかアメリカでやるか選択できる状況であれば、アメリカでやるのがおすすめです。
治療のデメリットは?
わたしはヘルメット治療の大きなデメリットは感じられませんでした。
ただ、「治療前に説明されたリスク」と「予想外に困ったこと」はあったので、そちらを紹介しようと思います。
肌トラブルの可能性がある
治療中はほぼ1日中ヘルメットを着けているので、肌の敏感な赤ちゃんはかぶれ・肌荒れをおこす可能性があります。
もし起きてしまった場合は、1日の装着時間を短くするなどの対応を療法士さんと相談します。
冬場に治療を始めたこともあり、こうしくんは幸いひどい肌荒れは起きませんでした。
フケ・かゆみ・ニオイが出やすい
これは意外と困りました。
1日中ヘルメットをしていると、赤ちゃんでも汗のニオイが出てしまいます。
こうしくんのヘルメットは、内側にライナーがついていて取り外して洗えるタイプだったので、毎日洗っていました。
また、頭がずっと蒸れた状態なのでフケも溜まりやすく、お風呂で落とすのが大変でした。
「生後数ヶ月でもこんなに人間なんだなあ」
と妙に感心してしまいました(笑)
本人はかゆみもあったようで、ヘルメット越しに頭をポリポリかいていたので、そのときは一時的にヘルメットを外したりもしていました。
おわりに
アメリカで赤ちゃんのヘルメット治療をした時に感じたメリット・デメリットについて書いてきました。
個人的には感じられたメリットが大きかったので、やって良かったなと思っています。
アメリカでご出産を控えている方、赤ちゃんのヘルメット治療をお考えの方に届くとうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。何かの参考にしていただければ幸いです。
うしさん