アメリカでの妊娠⑧ 後期必ずやること・やったほうがいいこと

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こんにちは、うしさんです。


前回から引き続き、ミシガンでの妊婦生活についてです。

今回からは、アメリカでの妊娠後期(3rd Trimester、27週~)の頃のことを書いていきます。

この記事では、妊娠後期の「検査等必ずやること」と、「出産までに準備しておいたほうが良いこと」を書いていきます。

「妊娠後期に何があるか・何をやっておいたら良いか」をざっくり読んでいただけるかと思います。


わたしにとって妊娠後期は、「いよいよ赤ちゃんに会える!」という期待と、「準備は万全かな?大丈夫かな?」という不安が入り混じる時期でした。

また、検診が増えてきて「急にやること増えたな」とも感じました(笑)


これからアメリカで赤ちゃんを迎える方の参考にしていただければ幸いです。



妊娠後期 必ずやっておくこと

ここからはアメリカで妊娠後期に必ずやることをご紹介していきます。


緊急時の連絡先を確認する!

電話する画像

これは妊娠後期で最初の検診で教えてもらいました

後期に入るといつ体調が急変するかわからないので、クリニックの営業時間内ならクリニックに、営業時間外は緊急連絡先(After Hours Service)に電話するよう言われました。


また、わたしの通っていたクリニックでは、入院が必要になった際の病院が妊娠週によって違っていました。必要となる設備が違うからだそうです。

(ノバイのAscension Providenceで出産される方はみなさんそうだと思います。)

・妊娠22週未満:Providence Park Novi

・妊娠22~32週:Providence Southfield

・妊娠33週以降:Providence Park Novi



再度超音波エコー

妊娠30週ごろに、再度超音波エコーがありました。

妊娠経過に問題がない方は、初診、20週ごろと、この後期のエコーで終わりです。

(もしかしたら病院や地域によっては、後期の超音波エコーがないところもあるかもしれません。)

赤ちゃんの発育と、逆子になっていないかを確認しました。


わたしは妊娠糖尿病があり、羊水が少なめで経過観察の必要があったので、30週のエコーに加えて周産期センターで毎週超音波エコー取りに行ってました…



GBS(Group B Strep Testing)

B群溶連菌という菌の検査で、妊娠35~37週ごろにやる検査です。

常在菌で毒性が弱いので、あっても母体にはほとんど問題がないそうです。

ですが、赤ちゃんが産まれてくるときに産道感染することがあるためテストします。

これは血液検査ではなく、膣の入り口と肛門付近をプローブでこすって検査します。



T-dapワクチンを打っておく

ワクチンを打たれている女の子の画像

T-dapとは、破傷風(tetanus)・ジフテリア(diphtheria)・百日咳(pertussis)のワクチンです。

クリニックでは、妊娠27~36週の間に打っておくよう指導されました。


わたしはアメリカ渡航前にT-dapを打っていました。

母体を通して赤ちゃんへ免疫を渡すため、ワクチンをすでに打っていて有効期限内の人も、この時期に打つ必要があります。


ワクチンはCVSで打ちました。インフルやCOVIDのワクチンと同様、保険適用して無料で打つことができます。



赤ちゃんを迎える準備

おむつやミルク、おしりふき…赤ちゃんを迎えるために必要なものをそろえておきましょう。

…とはいえ、アメリカでは手に入るものも日本と違うのでは??

と思い、わたしたちは"The Simplest Baby Book in the World"(世界で一番シンプルな赤ちゃんの本)というアメリカの育児本に沿って準備しました。

アメリカの育児本の画像

今もほぼこの本通りにやっています(笑)

見開きで必要なものが分かるので便利でした。


また、赤ちゃん用ベッドの組み立てや、病院から帰るときに必要なカーシートなど大物の購入は、体調が安定しているときに早めに準備しておいたほうが安心です。


何が必要・購入済みかを管理するのは、各EC(Amazon、Targetなど)のBaby Registryを活用するのも便利です。

>>各ECのBaby Registryの特典についての記事はこちら↓



病院バッグの準備

妊娠後期になると、いつ出産が始まっても良いように準備しておいたほうが安心です。

急に病院に行くことになっても必要なものを持っていけるように、病院バッグは早めに準備しておいたほうが良いですよね。


わたしの通っていたクリニックでは、遅くとも妊娠32週までには準備しておくように言われていました。


>>病院バッグについての記事はこちら↓

病院バッグの中身、持って行って良かったもの・要らなかったものも書いています。



妊娠後期 やっておいたほうが良いこと

ここからはアメリカで妊娠後期にやっておいたほうが良いことをご紹介していきます。

体調の良い日にやっておくことをおすすめします。


搾乳機を保険適用で手に入れよう

アメリカの多くの保険では、搾乳機購入の費用がカバーされます。

お店で保険を通して購入することができますが、扱っている保険がお店によって異なるため、念のため事前に確認しておいたほうがスムーズです。

また、処方せん(Subscription)が必要な場合もあるようなので、妊娠後期に入ったらドクターに相談してみるのも良いかもしれません。



ベビーケアクラスを受ける

日本では母親学級に参加し、赤ちゃんのケアなどを学ぶ機会が全員にあるようですが、アメリカでは全員参加のセミナーはありません

その代わり、病院などで”Baby Care Class”が開催されていて、これに任意参加することができます。


わたしたちは、出産する予定のAscension Noviの有料クラス($35)に参加しました。

参加されていた方は、わたしを含めほとんど妊娠32~34週の方でしたので、このくらいの時期になったら受けに行くのが良さそうです。

Ascension Providenceのクラス予定は、Webで公開されています↓

病院の見学ツアーなどもあるので、出産のご予定がある方は一度チェックしてみてくださいね。


>>ベビーケアクラスの様子は別の記事で書いています。



バースプランを作っておく

プランを作っているところ

“Birth Plan”とは、出産時の希望を看護師さんに伝えるためのものです。

「音楽をかけたい」「部屋をあまり明るくしないでほしい」などの希望を、出産時に病院に伝えます。

なので作成したら病院バッグに入れておくのが良さそうですね。

なるべく自分の思い通りにことを進められるようにする、アメリカらしいやり方だと思います。


わたしも妊娠32週ごろに、バースプランを作ってみました。

正直、「ドクターの良きようにやってくれ」としか思っていなかったのですが、プランを作ることで「出産時の流れ」が大体わかるので、やってみて良かったです。


バースプランのフォーマットは、Web上で無料ダウンロードできるものがたくさんあるので、ご自身に合ったものを使われると良いと思います。


>>バースプランについては別の記事で書いています。

わたしが使ったプランのフォーマットなどもご紹介します。



ベビー用品のフリーギフトをもらう

アメリカで妊娠中にいろいろ調べていると、”Baby Freebie”という言葉にしばしば出会います。

ベビー用品の無料ギフトのことで、Amazonなどの各ECから妊娠中の方向けに無料ギフトをプレゼントしています。


やり方も簡単なものが多いですし、いろいろなベビー用品が無料で試せるので、アメリカで妊娠中の方はぜひやってみてください!


>>わたしがもらったフリーギフトのやり方・中身を別の記事でご紹介しています。



おわりに

妊娠後期になると、おなかもいよいよ大きくなるし、検診も増えるし、いよいよ出産が近づいてきた感じがしますよね。

書いてきた通り、やること・やっておいたほうが良いことが多くてあわただしく感じる方もいらっしゃるかもしれません。


早めに始めたほうが余裕を持って準備できるので、やれることから少しずつ始められることをおすすめします。





最後まで読んでいただきありがとうございます。何かの参考にしていただければ幸いです。


うしさん


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