マキノー島へのフェリー Shepler’s乗船レポ【2024年夏版】
こんにちは、うしさんです。
前回までで、こうしくん(生後8ヶ月)とのライラックフェスティバルの頃のマキノー島へ2泊3日旅行のことを書いてきました。
>>旅行記1日目はこちらから。
今回の記事では、”Shepler’s”のフェリー乗船レポを書いて行きます。
ミシガンのUpperとLower Peninsulaの間にあるマキノー島。
マキノー島までは、フェリー(連絡船)か飛行機で行けます。
マキノー島までのフェリーを出しているのは、主に”Shepler’s”と”Star Line”の2社。
2社の簡単な比較と、今回の乗船での失敗から次乗るときはこうしたい!というポイントもまとめていきます。
マキノー島までのフェリー2社の比較
“Shepler’s”と”Star Line”の2社を簡単に比較してみます。
<2社で共通している点>
【基本の運行情報】
・マキノーシティまたはセントイグナスから出航
・通常便はマキノー島まで約16分
・Mackinac Bridgeの下を通る便は午前4便
(時間帯は異なります)
【サービスについて】
・フェリー利用者用の無料駐車場あり
・駐車場から船着場までのシャトルバスあり
・ベビーカーの持ち込み無料
・フェリーとマキノー島観光地チケットのセット割あり
<2社で異なる点>
・オンラインでのチケット価格
→ Star Lineの方が安い
・船の種類
→ Star Line:海賊船風など数種類あり
Shepler’s:1種類(高速船)のみ
2社ともサービス的にはほとんど同じように思います。
ただ、料金を抑えたいなら、”Star Line”のオンライン事前購入が良さそうです。
高速船の価格は2社とも同じですがStar Lineのオンライン購入なら割引になります。
また、ゆっくり景色を楽しみながら行く"Classic Ride"便はさらに料金が割安です。
海賊船風の船などもあるので、詳しくはStar Lineの航行スケジュールををチェックしてみてください。
“Shepler’s”は船に種類はなく、いつ行っても2階建てのフェリーに乗せてもらえます。
いろいろスケジュールを合わせるのが面倒な方は”Shepler’s”の方がシンプルかも。
わたしたちは今回あまり調べずに”Shepler’s”にしました。
理由は船のカラーリングが好みだったから。
こうしくん初めての船で、写真もたくさん撮りたかったので見た目の好みで決めちゃいました。
“Shepler’s”乗船レポ:マキノーシティから
マキノーシティからの“Shepler’s”フェリー利用者用駐車場は、高速を降りてすぐのところにあります。
青と白のストライプ屋根が目印。目立つので見逃すことはないと思います。
フェリー利用者のデイパーキングは無料。
マキノー島に宿泊する方は、船着場に駐車することもできます。
駐車場から船着場までは徒歩10分ほど。
途中にMackinaw Crossingというショッピングモールもあるので、ぶらぶら散歩しながら行くのも楽しいです。
また、道中には観光地らしく、ログハウス調のスターバックスもあるので、気になる方はぜひ。
歩きたくない方は、駐車場からのシャトルバスに乗って行くこともできます。
チケットを買おう
Shepler’sではオンラインでも、船着場でもチケットを購入することができます。
今回わたしたちはマキノーシティにホテルを取り、2日間マキノー島に行くことにしていたので、2日券を購入しました。
Shepler’sの2日券はオンライン購入できないので、船着場でチケット購入することに。
ちなみに2日間以上のチケットでは、期間中は乗り放題のオプションを無料でつけることができます。
1日目行き:下階に乗船してこうしくん大喜び
チケットを購入し、1日目にマキノーシティ発のフェリーに乗ったのは午後4時半ごろ。
ベビーカーと一緒に乗船でき、追加料金はなし。
わたしたちはトラベルシステム(ベビーカーとカーシートが連結できるタイプ)を使っているので、ベビーカーは船の後方に積んでもらい、こうしくんはカーシートに乗ったまま席につきました。
下段は揺れも少ないので、こうしくんはカーシートから出て景色を楽しんでいました。
天気が良い日だったので、キラキラ光る水しぶきを見るのに夢中。
右手に赤い灯台が見えたら、マキノー島はもうすぐ。
あっという間に着いた気がします。
マキノー島のShepler’sの船着場は、ダウンタウンのど真ん中。すぐに観光を始められます。
ちなみにコインロッカー($1)があったので、お土産をたくさん買いすぎてしまった場合も安心です。
1日目帰り:上階で景色を楽しむ
マキノー島でArch Rockなどを少し観光してから、マキノーシティに戻るフェリーに乗ったのは午後7時の便でした。
>>マキノー島観光1日目の記事はこちらから。
夕方の便はほぼ満席。
気持ちの良い日だったので、上階の席にしてみました。
帰りの便は、進行方向右側にMackinac Bridgeが見えます。
せっかくなので右側の席に陣取って、橋を見ながら帰りました。
この日は最高気温18℃ほどの暖かい日でしたが、風が強かったので少し冷えました。
長袖パーカーでも寒かったので、ウインドブレーカーがあると良かったです。
ちなみにこうしくんはウインドブレーカー+カーシートの日除けだったので、特に寒くはなさそうでした。
2日目行き:”Mighty Mac”で橋の下を通る!
フェリーは2日券を購入していたので、この日はそのまま乗り場へ。
午前9時の”Mighty Mac”便でMackinac Bridgeの下を通ることにしました。
この日も寒かったですが、やはり上階の方が人気。
出航15分ほど前に到着しましたが、前の方の席しか空いていませんでした。
前の方の席は、風向きによっては水しぶきがかかるので、できれば避けた方が快適な船旅になると思います。
(水しぶきは最初は楽しいのですが、だんだんシャレにならないくらいかかってくるので…)
朝の澄んだ空気とヒューロン湖に、大きな吊り橋が映えます。
この日は船の左側の席。左手にマキノー島のアイコン、Grand Hotelが見えてくるともうすぐ到着です。
通常便は約16分でマキノー島に到着しますが、Mighty Mac便は約30分かかりました。
2日目帰り:誤算!上階で凍えるしかない帰り道
この日は1日マキノー島のメイン観光地を巡って、午後4時半の便でマキノーシティへ戻りました。
>>2日目マキノー島観光の旅行記はこちらから。
風が強く、陽も陰ってきていたのでかなり寒く感じました。
屋根と壁のある下階の席に座りたかったのですが、フェリーはほぼ満席で、空いていたのは屋根がない上階の前の席だけ。
30分後の次の便を待つのも寒かったので、乗って帰ることにしました。
ちなみにマキノー島のShepler’sの船着場は、一部ですが屋根と壁があるので、とても助かりました。
(Star Lineの方はなかったように思います。)
出航前に、「今日は風が強いから水しぶきが上がります」とアナウンスがありましたが、そう言われても他に空いている席がないので座っていました…
こうしくんは行きと同様、ウインドブレーカー+日除け。
出航するや否や、かなりの量の水しぶきが上がります。
冷たい風と相まって、かなり寒く感じました。
約16分間とはいえ、本当に辛かったです。
後ろに座っていたおじさんたちも、最初は笑ってお話できましたが、最後は全員無言…
無事なのはこうしくんだけでした。
次乗るときはこうしたい…
早めに並んで下階の席を確保
こうしくんは水しぶきを見るのが気に入っていたようで、より近くで見られる下階の席の方が楽しそうでした。
フェリーは定刻になるまでは、満席になるまでお客さんを入れるので、特に天気の悪い日は早めに並んで下階の席を確保したいです。
上階しかないときのために上着を持っていく
それでも予定がずれて、天気の悪い日に上階しか席がないことも十分あり得ます。
上階は風が冷たいのがとても辛かったので、ウインドブレーカーのような風を通さない上着を持っていく方が安心です。
観光地セット割を有効活用する
マキノー島で回る観光地をある程度決められていれば、フェリーのチケットとのセット割を活用した方が確実にお得です。
Grand Hotelでのランチや、Fort Mackinacなどの定番名所も対象なので、次に行くときはうまく活用したいです。
おわりに
2024年6月にマキノー島へ行った際の、Shepler’sフェリーに乗船したときのことを書いてきました。
こうしくんにとっては初めての船。
Mackinac Bridgeをくぐったりできて、とっても楽しい船旅でしたが、夏場でも寒さと強風の対策をしていればもっと良い思い出になった気がします。
ミシガン屈指の観光地であるマキノー島。
行き方も特別なので、フェリーもより楽しめるようご参考にしていただければうれしいです。
>>ベビ連れマキノー島旅行記はこちらから。
最後まで読んでいただきありがとうございます。何かの参考にしていただければ幸いです。
うしさん