アメリカでの妊娠⑬ NSTで何度も病院へ、そして陣痛


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こんにちは、うしさんです。


アメリカでの妊婦生活を長いこと書いてきましたが、今回が最終回です。

(おまけ編を2本ほど予定しています)

今回は、いよいよ予定日が近づいてきて、ノンストレステスト(NST、胎児心拍数モニタリング)を受けたときのことを書いていきます。


前の記事で、妊娠糖尿病のため4週に1回の超音波エコーを受けていたことを書きましたが、それに加えてノンストレステストもやることになったので、臨月の頃はずっと病院に行っていました(笑)



ノンストレステストをやることになった経緯と、テストをパスしなかったときのことも書いていきます。


アメリカで妊娠された方、妊娠をお考えの方のご参考になれば幸いです。




超音波エコーで異常(?)が見つかる

妊娠糖尿病の経過観察のため、4週に1回超音波エコーを受けていました。

赤ちゃんの発育などには問題なかったのですが、羊水が少なめであることを指摘されました。

通常範囲の下限で、これ以上少なくなると赤ちゃんへの感染症のリスクがあるということで、週1回超音波エコー週2回ノンストレステストをすることになりました。



週2回のノンストレステスト(NST)

超音波エコーはAscension Noviの周産期センターで受けていたのですが、NSTはクリニックでも受けられました。

どちらでもテストの流れは同じでした。


おなかにジェルを塗ってから、テスト用の機械を2ヶ所に着けます。

あとは2~30分ほど安静にして、赤ちゃんの心拍数と子宮収縮の間隔や強さをみます。

希望すればモニタリング波形をパソコン画面に映して見ることもできました。


テストが終わると、波形をドクターに確認してもらって、OKであれば終わりです。

わたしは一度パスしなかったんです。

そのときのことを以降書いていきますね。



NSTをパスしなかったとき

妊娠37週ごろ、NSTをクリニックで受けたときでした。

その日は痛くはなかったのですが、昼間からたびたび「子宮収縮きてるな~」と思いながら、クリニックに向かいました。



子宮収縮が5分おきに来ていた

クリニックでいつも通りNSTを受けていると、子宮収縮していることを示す波形が5分おきくらいに来ていました。


それを見た看護師さんがドクターを呼んできてくれて、すぐ子宮口確認されました。

「まだ1cmだけど、陣痛かもしれない。すぐ病院に行って。」

と言われました。

わたしは計画分娩予定で、「予定日よりも前に産まれないだろう」と勝手に思っていたので、「陣痛」という言葉が出てきてびっくりしました。



すぐ病院で経過観察に

「病院には連絡しておくから、すぐ向かってね」

とドクターに言われて、大ごとになってきたなあとかなり焦りました。

準備しておいた病院バッグを家に取りに帰って、仕事に行っていた夫に一応連絡してから出産予定のAscension Noviの本館に向かいました。


何度も言いますが病院バッグの準備は早めにしておいたほうがいいですね…

このときかなり焦っていたので「持って出るだけ」の状態でなければ忘れ物があったと思います(笑)


Ascensionには周産期センターに通っていましたが、周産期センターは外来(Outpatients)の建物だったので、本館は初めてでした。

とりあえず総合受付に行って、クリニックでのNSTを受けた結果、ここに来るよう言われたことを伝えました。

患者の登録用紙を書いて、本館3階のLabor & Deliveryに案内されました。


Labor & Deliveryは、入り口でインターホンを鳴らさないと入れないようになっています。

中に入って受付すると、個室へ通してもらえました。



病院で再度NST

案内された個室で再度NSTを取ります。今回は2時間ほど取って、本当に陣痛が来ているのか確認することになりました。


NSTの流れは同じです。部屋は出産の後のリカバリールームと同じだったと思います。

テレビがあったので見ながらぼーっと過ごしていました。


約2時間後、NSTの波形が落ち着いていたこと、子宮口確認してまだ1cmだったことから、今日は陣痛が始まらないと判断されておうちに帰ることになりました。



夜中に出血が!

その日の夜、出血があることに気づきました。

ごく少量ではあったのですが、夜中になっても少しずつ出血があったので、急に不安になって初めて病院の時間外ダイヤルを使いました


夜中でもすぐつながり、担当の方に症状と主治医の名前を伝えます。

一旦電話は切って、その後主治医の方から折り返し電話がありました。


「今日2回子宮口検査をしたから、そのせいかもしれない。出血量が増える場合はまた電話して。」

とのことでした。

いま思うと些細なことで電話してしまったかな、とも思うのですが…

夜中にもかかわらず対応してくださってありがたかったです。



後日陣痛が来る

このNST、そして出血があった3日後に、予定日より早かったですが陣痛が来ました

陣痛が来てからのことは出産記のほうで書いています。

良ければそちらも読んでみてください。



おわりに

出産直前の頃のNSTのことについて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。

通常の検診に加えて、NSTでも病院に行っていたのでなんとなく忙しかった気がします。

この頃までには赤ちゃんを迎える準備をある程度済ませておいたほうが良さそうですね。


アメリカで妊娠された方、出産予定の方のご参考になれば幸いです。





最後まで読んでいただきありがとうございます。


うしさん



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