アメリカでの妊娠⑪ ベビーケアクラスを受けよう!


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こんにちは、うしさんです。


今回は、妊娠後期に受けたベビーケアクラスの様子をご紹介します。

わたしはアメリカで第一子の出産だったので、出産のこともですが赤ちゃんが産まれてからのことも全然わかっていませんでした…


なので、赤ちゃんが産まれてくる前に、赤ちゃんのお世話の仕方などを教えてもらえる「ベビーケアクラス」を受けることにしました。



アメリカでは、日本のように自治体で一斉に妊婦さんのための教室(母親学級?)というのは開かれていないです。

その代わりに、病院などで任意のベビーケアクラスを受けることができます。


わたしは出産予定の総合病院(Ascension Providence Novi)で開催されたクラスを受けたので、その様子をご紹介します。


アメリカで妊娠中の方、妊娠をお考えの方のご参考になれば幸いです。



ベビーケアクラスとは?

ベビーケアの画像


わたしが受けたクラスは、”Baby Basics”という名前の3時間くらいのクラスでした。

Ascensionに所属する助産師の方が講師をしてくださり、赤ちゃんが産まれた直後からのお世話のやり方などを教えてくれます。


長時間のクラスなので、「飲み物食べ物OK」でした。

参加されていた方(主にママさんたち)はちょこちょこおやつを食べながら聞かれており、気軽に受けられるクラスだと思います。


病院のWebサイトから申し込みができ、料金は$35くらいでした。

また週末だったこともあってか、わたしたち含めてみなさんカップルで来ていました

ちなみに二人参加でも料金は変わりません。


他にも出産について半日やるクラスや、病院のDelivery Roomなどを見学できるツアーなどもあります。

↓こちらから予約できます。



日本語のクラスはある?

Ascension Providenceでは、わたしが調べた限りでは日本語のクラスはありませんでした

ただ、ミシガンで出産予定の方は、ミシガン大病院で出産される方も多いと思います。

日本語対応していただけるし、大学病院ということもあり設備も充実しているようです。

わたしは検診が頻繁になったとき、アナーバーまで一人で運転するのが心配だったので(笑)

ノバイのAscension Providence病院で出産することにしました。


ミシガン大病院では、日本人のママさん向けに母親学級をやっているそうですよ。


これからご紹介するのはAscension Providence Noviでのベビーケアクラスですが、こちらはAscensionの患者さんでなくてもクラスは受けられます



ベビーケアクラス、いつ受ける?

「いつ受けるのが良い」と決まっているわけではありません。

ですが、わたしが受けたクラスでは、最初に参加者が簡単に自己紹介をしてくれて、みなさんだいたい妊娠32週ごろでした。

一番早い方で妊娠28週、遅い方で36週でした。


ベビーケアクラスは毎週やっているわけではないので、妊娠後期に入ったら受けられるクラスがあるか確認してみるとちょうどいいかもしれませんね。



どんなことを教えてもらえる?

ここからは、わたしがベビーケアクラスで教えてもらったことを一部ご紹介します。

ハンドアウトを配ってもらえるので、おうちに帰ってから復習もできました。


赤ちゃんを寝かせるときの注意点

ベビーベッドで赤ちゃんが寝ている


クラスの中で一番強調されたのは、赤ちゃんを寝かせるときのことです。

SIDS(乳幼児突然死症候群)を防ぐのに重要なことなので、時間を割いて説明されていました。

・仰向けで寝かせる

・柔らかい枕や毛布などを使わない

・ベッド(バシネット)は赤ちゃん以外のものはおかない

・部屋の温度は高くしすぎない(68~72℉目安)


今でもここで教えてもらったことは守るようにしています。



おむつ替えのしかた

おむつ替え


おむつ替えのしかたも教えてもらえました。

赤ちゃん人形を使って、実際に手を動かしながらおむつ替えをやりました。

もたもたしていると先生が手伝ってくれます。(笑)


みなさん二人で参加されていたので、わいわいやって楽しかったです。

パパさんたちが積極的にやっていたのが印象的でした。



泣き止まないときの対処法

赤ちゃんが泣いているところ


赤ちゃんが泣き止まないときの対処法も教えてくれます。

「I・C・O・N」

という言葉、ご存じでしょうか?

・I: Infant crying is normal

  (赤ちゃんが泣くのはふつう)

・C: Comfort

  (落ち着く方法を考えておこう)

・O: It’s OK to walk away!

  (少しの間赤ちゃんから離れるのはOK!安全は確保して)

・N: Never shake or hurt baby

  (決して赤ちゃんを揺さぶったり傷つけたりしないこと)


クラスの中では、この「C」の部分をみんなで考えたりしました。

「歌を歌ってみる」

「パートナーに一旦引き渡す」

「外に連れ出してみる」

など、みなさんいろいろアイディアを出してくれましたよ。



助産師さんに質問できる機会でもある

母親学級がなかったので、出産前に助産師さんに会える機会はこのクラスだけでした。

なので、クラスではいろいろな質問が出ていました。

覚えている限りでご紹介します。

・赤ちゃんを冬に散歩に連れていける?

 → 大人が大丈夫なら大丈夫。

   寒さが気になるなら、モールや大きな教会で歩くと良い。

・洗濯などの洗剤は赤ちゃん用が必要?

 → 基本的には不要。

   大人と一緒の洗剤で大丈夫。

   気になるなら染料・香料不使用を選ぶと良い。

・ベビースイミングはいつから?

 → 生まれてすぐから大丈夫!



おわりに

アメリカでは赤ちゃんのケアについて学べる機会は任意なので、知らないと教えてもらう機会がないまま出産!ということにもなりかねません。


病院やクリニックで案内があることがほとんどだと思うので、妊娠後期に入ったらチェックしてみるのが良さそうですね。


また、現地の出産予定日が近いママさんたちとも会えるので、妊娠中どんな風に過ごされているか聞いてみるのも良いかもしれません。


>>もう一つ出産前にやっておいて良かったこととして、「バースプラン」の作成があります。



アメリカで妊娠された方、出産予定の方のご参考になれば幸いです。





最後まで読んでいただきありがとうございます。何かの参考にしていただければ幸いです。


うしさん



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