アメリカでの妊娠② 初診の流れと遺伝子検査(NIPT)

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こんにちは、うしさんです。


今回は、前回の記事「アメリカでの妊娠①初期 初診予約と準備したこと【ミシガン妊婦日記】」の続きです。

アメリカでの初診の産婦人科を予約して、実際に受診したときのことを書いていきます。


また、この記事では遺伝子検査(NIPT)のことについても書いています。

この検査については様々な意見がありますが、あくまで私たちの選択として遺伝子検査を受けることにして、その体験談をシェアしていきます。



初診の流れ

わたしの通ったクリニックでは、受付からの流れはこんな感じでした↓

 ① 受付で準備してきた書類を渡す
 ② 個室に通される
 ③ 身長・体重・血圧測定
 ④ 採尿検査
 ⑤ 血液検査
 ⑥ ドクターの問診、妊娠中の注意事項などの説明
 ⑦ エコーで妊娠確認
 ⑧ インフルエンザワクチンの接種


①の書類については、前回の記事で記載したものを持っていきました。

↑の順番に沿って、わたしが受けた産婦人科での初診の様子を書いていきますね。


個室で体調などをチェック

受付が済むと、あまり待ちもなく個室に通してもらえます

産婦人科だからかベッドがあるのがつわりの時期は特に助かりました。


そのあと、身長・体重・血圧を測ってもらえますが、このとき検査着などに着替える必要はありませんでした。

ただ、この後のエコーで下半身の服は脱ぐ必要があったので、着替えやすい服装で行ったほうが良いと思います。


また、採尿検査や血液検査もあります。

妊娠の確認や性病にかかっていないか…の結果が後ほど届きました。


ドクターからの説明、質問

妊娠中の注意事項について

一通り検査などが終わったら、ドクターが個室まで来てくださいます

そこで、妊娠中の禁忌事項(飲酒、喫煙などはダメよ、など)の説明を受けました。

特に運動の制限などはなかったですが、気になるなら相談してね、という感じでした。


また、妊娠中でも飲めるお薬や食べられない食材についても教えてもらえます。

生ものやフレッシュチーズは避ける、というのは聞いたことがあったのですが、五大湖でとれたお魚も避ける、というのはミシガンならではでした。


お薬についても、リストにあるのは基本的に服用OKだけど、気になるなら相談してね、でした。


ちなみに、これらの情報はプリントにまとめてもらえました

途中から覚えきれない…と思っていたので安心しました。


あとは、食事や規則的な生活に加えて、マルチビタミンのサプリをとることを勧められました。

ブランドは何でもいい、とのことだったので、妊娠前から飲んでいたNature Madeの妊娠期用のものをずっと飲んでいました。

Nature Madeの妊娠中用(prenatal)マルチビタミン


余談ですがアメリカのビタミン剤って錠剤でなくグミが多いですよね。

わたしはどうも馴染めなくて、わざわざ錠剤を探して買いました(笑)



今後の検査、遺伝子検査(NIPT)について

検診の大まかな流れ

その後は、妊娠〇週くらいでこの検査、次はこんな検査…という風にだいたいの流れを説明していただきました。


また、検査の結果問題がなければ、

妊娠初期(1st trimester):4週に1回

妊娠中期(2nd trimester):2週に1回

妊娠後期(3rd trimester):1週に1回

の間隔で検診に来ることになりました。


妊娠したとき、わたしは30代だったので、受けられる検査はすべて受けることに決めていましたが、受けない、という選択もすることができるようです。



遺伝子検査(NIPT)について

直近の検査として、妊娠8週ごろから遺伝子検査(NIPT)を受けられるから、次回の検診(4週後)までに受けるか決めといてね、と言われました。


NIPTは母体の血液から、赤ちゃんに13、21トリソミーなどの染色体異常があるかを調べることができる検査です。

血液検査で判定できるため母体への負担が少ないことと、的中率に優れているため、多くの患者さんが受けられるそうです。


また、同時に赤ちゃんの性別もわかるとのこと。

ジェンダーリビールのパーティーをしたいとか、産まれてくるまで知りたくない方は、その旨を伝えておけば性別を伏せて結果を伝えることもしてくれるようです。


わたしたちもNIPTを受けることにして、受けてよかったなとは思うのですが、注意しなければならなかったのが保険対象外だったこと。

約$5000の請求がきてびっくりしました(笑)



日本のお薬は飲めるの?

わたしは受診したとき便秘気味だったので、日本から持ってきていたビオフェルミンを飲んでいました。

身体に合っていたので、これが飲めなくなるとイヤだな…と思いドクターに相談してみました。


その際、お薬の英語版の成分表を持って行ったので、話が早かったと思います。

大正製薬さんでは、Webで配布しているので印刷して持っていきました。

↓のリンクから他のお薬も成分表を配布しています。


ドクターに聞いてみたところ、問題ないとのこと。ほっとしました。

(「こんなの飲んでるの??」みたいな顔されましたが…)



エコーでの妊娠確認

ドクターからの説明とわたしが準備していった質問が一通り終わると、いよいよエコーでの妊娠確認です。

これも個室に機械を持ってきてやっていただきました。


赤ちゃんとの初めての対面は感慨深いものがありました。先生の説明もあまり覚えていません(笑)

なので質問はエコーの前に済ませておくことをおすすめします。


ちなみにエコーは妊娠中に問題がなければ、この初診時のエコーを含めて3~4回程度しかしないようです。



インフルエンザワクチンの接種

ドクターとの問診時に、インフルエンザとコロナのワクチンを接種したか聞かれました。

コロナワクチンは接種していたのですが、インフルエンザはまだであることを話すと、妊婦は打っておいたほうがいいよ、とのことだったので、その場で接種することにしました。


アメリカではWalmartやCVSでもワクチン接種できますが、やはりクリニックの看護師さんは注射が上手なのでしょうか、全然痛くなくてびっくりしました。



チェックアウトして終了

わたしの通っていたクリニックでは、退出時にチェックアウトがありました。

とはいえ、料金の精算は後日保険会社を通して行われるので、チェックアウト時は次回の予約の確認だけです。

ドクターから言われた通り、受付の方に4週後の予約を取ってもらってから帰宅しました。



おわりに

ざっと初診時の様子について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。

わたしは日本で妊娠・出産したことがないので比べられないのですが、同じところも違うところもあると思います。


日本でも手厚いケアを受けられるところと比べると、物足りないところもあるかもしれませんが、個人的には妊娠中を特に不便に感じたこともなく個室でゆっくりと受診できるアメリカのスタイルは気に入っています。


>>前回の記事はこちらから。





最後まで読んでいただきありがとうございます。何かの参考にしていただければ幸いです。


うしさん




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