アメリカの搾乳機のプロに会えるお店!

この記事はアフィリエイトリンクを含みます。 As an Amazon associate, I may earn from qualifing purchases.

この記事はアフィリエイトリンクを含みます。As an Amazon associate, I may earn from qualifing purchases.



こんにちは、うしさんです。


アメリカでは授乳のスタイルとして、”Exclusively pumping”というのがあるのをご存知でしょうか。

直接授乳ではなく、搾乳した母乳を赤ちゃんに与えるスタイルです。

何らかの理由で直接授乳はできなくても、母乳の持つメリットは赤ちゃんに与えてあげられるため、いま多くのアメリカのママさんたちに採用されているそうです。


わたしもなかなか母乳量が増えず、直接授乳が難しい状態でした。

そのうちこうしくんは哺乳瓶に慣れてしまったので、"Exclusively pumping"で母乳を与えています


ラクテーションコンサルタント(LC)にも相談に行ったのですが、そこでなんとミシガン州ノバイに搾乳機のプロがいることを教えてもらいました。

「搾乳機については、彼女は私よりもずっと知識があるわ!」

とLCの方を言わしめるほど。頼りになりそうです。


今回はその搾乳機のプロ、ジョイ(Joy)さんのいる、”Mom and baby shop”にお伺いしたときのことをレポにします。

ジョイさんには掲載許可をいただいています。



Mom and baby shop ってどんなお店?

Mom and baby shopは、オーナーのジョイさんが経営するベビー用品のお店です。

かなりわかりにくい場所にあるからか、ほとんどのお客さんは口コミで来ているそうです。

9 Mile Rdの日本食レストラン”Shiro”のすぐ近くのコンプレックスにあるのですが…道路沿いからはほとんどわかりません笑

Mom and baby shopの外観。


ベビー用品の中でも授乳に関するグッズが豊富なので、遠方から来られる方もいらっしゃるようです。



お店には何が売っている?

授乳・搾乳に便利なグッズ

わたしが初めて訪れたときは、授乳がうまくできず悩んでいたので、何かサポートになるグッズはないか聞いてみました。


いろいろ見せていただいたのですが、”My Breast Friend”という授乳クッションが気に入ったので購入しました!

授乳クッションはいただいたものがあったのですが、柔らかすぎてわたしには使いづらく…

LCの方も使われていたので、見つかって良かったです。

購入したMyBreastFriend。ライトグリーン。


また、ニップルシールドや搾乳機の種類も豊富でした。

「何使ったらいいかわからん」状態の私には情報過多でしたが笑

オーナーのジョイさんが優しく説明してくださいましたよ!

ニップルシールドや搾乳機の棚。



布おむつやアクセサリーなども

店内には布おむつやアクセサリーなど、授乳・搾乳以外のベビーグッズもあります。

スリーパーや抱っこ紐など、赤ちゃんのために使い心地を確認してから購入したいものはショップで買えると便利ですよね。

店内。布おむつなど搾乳関連以外のの商品が並ぶ。



搾乳機の無料セッションもある

病院でも使い方を教えてもらえますが、Mom and baby shopでは無料で搾乳機の使い方を教えてもらえるセッションを受けられます。(要予約)

個室を用意してくださり、1:1で受けられるので安心です。

わたしもこのセッションをお願いしましたが、これがかなり助かりました…!



大きい器具の貸し出しも!

搾乳機や、ベビースケールの貸し出しもやっているそうです。

機種によって価格は異なりますが、「一時期しか使わないものなので借りたい」方にはピッタリのサービスですよね。

貸し出ししている搾乳機が並ぶ棚。



搾乳機のセッションをお願いしました

さて、前述した搾乳機の無料セッションですが、わたしはこのような状態のころに行きました。

・産後3週間目

・授乳がうまくいってないので、搾乳量が減り続けている

・直接授乳にこだわりはない

 (搾乳でも母乳を与えられればいい)


電話で「Pumping Sessionをお願いしたい」と予約を入れて、普段使っている搾乳機を持ってお店に向かいました。

わたしが使っていたのは、Spectraのプラグインタイプです。

ポータブルにすればよかったなあ…と今でも思います。



計測して正しいサイズを知る

お店に着いて「Pumping Sessionに来ました」というと、個室に通されます。

ご挨拶とセッションの簡単な流れの説明を受け、搾乳についてどんなことで困っているかを聞かれます。


それから、乳頭のサイズを測ります

ジョイさんによると、フランジ(胸にあてるパーツ)のサイズがあっていないと、うまく搾乳できないことがあるとか。

何事も現状把握からですね。


病院でも測ってもらっていて、そのサイズに合ったフランジを購入していたのですが…

なんとサイズが変わっていました。よくあることなんだそうです。


ちなみに、大半の搾乳機のフランジのサイズは24mmですが、24mmがピッタリのママさんは5%に満たないとも聞いたことがあります…

たいてい皆さん、自分に合ったサイズのフランジを探さなければならないようです。


わたしの使っていたSpectraの搾乳機では、純正品でわたしに合うサイズがないとのこと!

なので、サードパーティー製品で使えるものを出していただきました。



さらに正しい出力レベルに合わせると…

次に、サクションレベル(吸う力のレベル)を合わせます

搾乳機にはサクションレベルが設定できるものがほとんどですが、よくわからなかったのでデフォルトのままにしていました

(わたしと同じだった方多いのではないでしょうか…)


先ほどの正しいサイズのフランジをつけて、実際に搾乳をしながらレベルを合わせていただきました。

わたしの場合ですが、デフォルトよりも3レベル上の設定がちょうどよいみたいでした!

「これがミニマム。痛みを感じないならもっと強くてもいいよ」

と、ジョイさん。サクションレベルはけっこう強気でもいいみたいですね。



正しい使い方でこんなに変わる!

サイズ、レベルを合わせて、搾乳を続けます。

この間は赤ちゃんとの暮らしについていろいろ相談したりさせてもらえました


いつも搾乳は15~20分くらいしていたので、その時間になったらいったん様子を見ます。

すると、いつもの約3倍の量が搾乳できていました

このころは10ml/回取れればよいほうだったのが、30ml取れていました!

同じ搾乳機なのに…使い方って大切なんだな~と思いました。


また、今後搾乳量を増やしていくために、健康的な食事1日8回搾乳することをアドバイスしてもらいました。




まとめ

Mom and baby shopは、赤ちゃんに母乳を与えたいと思うママの強い味方になってくれるお店だと思います。

わたしは産後、母乳育児がうまくいかなかったので、ラクテーションコンサルタントにも通いましたが、搾乳についてはジョイさんにとても助けられたと思います。

彼女のサポートもあり、今では母乳とミルクとを半々くらいでこうしくんに与えられています。


ミシガンで赤ちゃんを育てられる方は、ぜひ一度お店を覗いてみてはいかがでしょうか。





最後まで読んでいただきありがとうございます。何かの参考にしていただければ幸いです。


うしさん



Next Post Previous Post